京仏壇・京都洛中仏壇店特集

京仏壇とは?

京仏壇は、日本における仏教文化の中心であり、仏壇・仏具文化の発祥地である京都府で製造される伝統的な金仏壇です。江戸時代初期に発布された宗門改め制度によって民衆に仏壇文化が浸透したことで産業がさらに発展し、全国各地の仏壇製造に大きな影響を与えていきました。

京仏壇の特徴

各宗派の本山が100以上京都にあることから、京仏壇は仏具同様に各宗派の様式に合わせた忠実な製造技術が求められます。そのため、木地・屋根・木彫刻・漆塗・蝋色・蒔絵・彩色・純金箔押・錺金具、組立の10工程を、40以上の職種の職人が分業化して製造に携わっています。 最高級の素材を使い、伝統の技法で仕上げる京仏壇は、各宗派の寺院建築をそのまま再現したかのような造りの精巧さや、すべて手作業で行われる箔押、蒔絵、漆塗、金具加工の美しさが大きな特徴です。品質と格調の高さから「京もの」と呼ばれ、優れた芸術品としても広く国内外で認められています。

京仏壇取り扱い仏壇店一覧

若林佛具製作所/京都本店

品質にこだわり続け、京仏壇の伝統を今に伝える老舗

天保元年(1830年)創業。『若林佛具製作所』は伝統工芸品である京仏壇・京仏具にこだわり、そのすばらしさを世に伝え続けてきた仏壇仏具専門店です。京仏壇についての知識や経験は京都随一。また、若林佛具製作所は,全国各地の寺院に長年、御荘厳仏具を製作・納入してきたという実績があります。その経験により、各宗派に則った正式な仏壇を提供しているため、安心して仏壇を購入することができます。

 

所在地 : 京都府 京都市下京区 七条通新町東入西境町146

最寄り駅: 京都市営地下鉄烏丸線 京都駅

営業時間: 9:00~18:00

定休日 : 年中無休 (年末年始休業 12月29日~1月4日の間)

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吉田治市商店七条店

千年の都京都にて、製造から販売までを手掛ける仏壇仏具の専門店

吉田治市商店 七条店 京仏壇 喜法 京都本店は、各宗派の本山が集まる京都にある、仏壇仏具の専門店です。京都駅より徒歩にて約10分、市バス西洞院正面バス停前と交通アクセス良好な立地にあります。オリジナルの金仏壇をはじめ近年人気の上置き仏壇など、豊富な種類のお仏壇を展示しています。お位牌や仏具、数珠などの小物類も多数ご用意しています。広々とした駐車場を完備しているので、お車でお越しの方も安心してお越しいただけます。また、西本願寺、東本願寺からも徒歩5分以内と本山お参りの際にもお立ち寄り頂けます。お買い物の際に立ち寄られたり、地元の方はもちろん、県外からも幅広い年齢層の方々が訪れます。店舗はエレベーターが完備され、バリアフリー対応の店舗は、車イスの方やお体の不自由な方にもやさしい設計となっており、多くの方々から支持され続けているお仏壇店です。

 

所在地 : 京都府 京都市下京区 西洞院通正面下ル鍛冶屋町452番地の1

最寄り駅: 京都市営地下鉄烏丸線 五条駅

営業時間: 9:00~17:30

定休日 : 不定休 年末年始、夏季休暇あり

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仏壇仏具・京仏壇 加茂定

170余年の伝統と匠の技が息づく 江戸時代末期より続く京仏壇の老舗

弘化4年(1847年)創業、長年鴨川のほとりで最高級と謳われる「京仏壇」を制作・販売している老舗仏壇店です。これまで数々の博覧会にて金賞や銀賞を受賞し、京都府知事から「京の老舗」にも表彰された銘店です。現在は5代目当主がその歴史と至高の技を伝承しています。
交通アクセスは、地下鉄烏丸線「五条駅」北出口より徒歩10分、駐車場も完備されています。

 

所在地 : 京都府 京都市下京区 万寿寺通高倉西入万寿寺中之町85

最寄り駅: 京都市営地下鉄烏丸線 五条駅

営業時間: 9:00~18:00

定休日 : 無休

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京仏壇の作成工程

京仏壇は先に述べたようにひとつひとつの工程を職人が分業して作成しています。
その中でも、主要である8工程をご紹介します。

木地工程

京仏壇の木地には、耐久性があり、彫刻しやすい檜や松を乾燥させたものを利用します。
丁寧に木地を作っていくのですが、設計図は基本的にありません。
その木材を利用して、宗派ごとに加工していく必要があるため、かなりの経験が必要とされています。
この工程を担当するのが木地師と呼ばれる職人です。

屋根工程

屋根師という職人が担当する工程で、屋根部分を作成していきます。
小さな部品をひとつひとつ手作業で組み立てていくため、この工程もかなりの経験を必要とします。

彫刻工程

彫師と呼ばれる職人が担当する工程で、彫っていきます。
彫刻には、1つの木材から作成する「丸彫」と別々に作成して後で組み立てる「つけ彫」があります。
この彫刻工程で、仏壇の印象を決定づけるとも言われており、デザイン力も必要となる工程です。

漆塗(うるしぬり)工程

漆塗工程は繊細な技術が必要な工程です。
いきなり漆を塗っていくのではなく、まずは、砥粉(とのこ)と生漆(きうるし)を混ぜたものを下地を作っていきます。この下地を挟むことで仏壇の耐久性が増します。

その後に、漆の下塗り、中塗り、上塗りを研磨を織り交ぜながら丁寧に塗っていきます。
漆塗りと研磨を交互に行って仕上げていくことで重厚感のある色合いになっていきます。

蝋色(ろいろ)工程

蝋色は、京仏壇特有の工程で、漆の凹凸を取り除き、表面を輝かせることを目的としています。
「炭研ぎ」で表面を作り、「胴擦り(どうずり)」で表面を整えて、「摺り漆(すりうるし)」で漆を綺麗に塗り込んでいきます。何度も何度も磨きあげることで。京仏壇特有の輝きが生まれます。

蒔絵(まきえ)工程

蒔絵師が漆で金箔などを利用して模様を作っていく工程です。
単に、金箔をまいて表現するだけでなく、漆との調和を考える必要な工程です。

彩色工程

京仏壇の金箔や白塗りの上に色をつけて表現していくのが彩色工程です。
彩色には大きく分けて3種類あり、【木地を白塗りし、その上にはっきりとした色を出す極彩色】【木地の素材うまく利用した木地彩色】【金箔を雰囲気を壊さないように描く箔彩色】があります。

純金箔押工程

塗師が仕上げたものに、丁寧に1枚1枚金箔を押していく作業をするのが蒔絵師です。
金箔は、木地に直接貼り付けるのではなく、塗師が漆を塗ったところに丁寧に貼っていきます。漆を接着剤として利用するので、取り扱いが難しく、拭きあげるタイミングも難しいため高い技術が必要です。

京仏具の発展

仏壇より以前に仏具の製造を行っていた京都では平安時代中期、11世紀はじめに仏師・定朝ら一族が鋳物師、金銀細工師などの居住区であった七条周辺に「七条仏所」を創設したことで、仏具の製造が本格的に分業化していきました。今なお、全国の寺院用仏具の約8割は京都で製造されており、海外へ輸出するまでに発展しています。

伝統的工芸品として

京仏壇・仏具は、昭和51年2月26日に経済産業大臣より「伝統的工芸品」の指定を受けました。 厳選の良質素材に伝統的技法を用いて手作りで製造される同仏壇には、経済産業大臣指定の「伝統証紙」と組合独自の「組合指定証紙」が貼られ、その品質が保証されています。「伝統証紙」とは、経済産業大臣指定の伝統的工芸品としての審査に合格した製品のみに貼られるものです。

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